またまた世間を騒がす問題がクローズアップされていますね。
神戸製鋼のデータ改ざん事件です。
最初はアルミだけといっていたものが、鉄鋼などの主力製品すべてにデータ改ざんを行っていたといいます。
こんな日本を代表する会社の製品が、こんな物だったなんていったい何を信じたらいいのでしょうか?
つまりはこのような感情を、私たち消費者ばかりか製造者側も持っていたという事ではないでしょうか?
自主検査のようにやっていますと言っていれば、それを疑う人はいません。
神鋼のような大企業であれば、それはなおさらの事です。
この当たり前に慣れすぎてしまっているのです。
納期に迫られ、時間的にプレッシャーが掛かればそれは常のことになります。
そしてそれが慣例に変わってゆくのです。
それをチェックすること事態は会社の利益にはなりません、むしろ逆です。
ということは利益優先で行動すれば、これをどのように隠すかの方に頭を使うことになり、これを上手に出来る人が出世していくのです。
この構図はまさに組織病とも言えるものです。
これを組織ではなく、個人の責任で出荷しているのであれば、このようなことは絶対に起こりません。
ただこの問題が顕在化したこと自体が、まだ少しはましな人が残っていたという証拠でしょうか。
個人として責任を撮らない、部署が変わればそれで良し、という大組織病は、企業規模が大きな会社の持つ特徴なのかもしれませんね。
*そんな組織とは縁の無いひとり工務店アズのHPはこちらです。 ・・・ http://www.as88.com/