浜松 工務店 「洋風S瓦」



W様邸で使っている瓦が俗に「洋風S瓦」と呼ばれているものです。

実はこの原型はよく南欧風の住宅で使われる「スパニッシュ瓦」なのですが、これでさえ本物を使うことはまずありません。

というのも、ヨーロッパなどで使われる本物の瓦は、実に単純で日本の瓦のように組み合わせた際の水切れのことなどまるでかんがえていないので、それをそのまま日本で採用すれば間違いなく雨漏りしてしまうだろうものだからです。

ただ、そのスタイルが好まれ、洋風の建物用にこのスパニッシュ瓦に似ている瓦を日本製で造ったものがこの洋風瓦です。




本当のスパニッシュ瓦は、筒を縦に半分に切ったものを山谷組み合わせて並べるものですが、これでは雨が多い時は乗り越えて漏れてしまう。

ということで片側をくっつけてしまってS型の断面にしたのです。

だから「洋風」の「S瓦」なのです。  

2009年03月31日 Posted by aslohas at 08:11Comments(0)TrackBack(0)W様邸 御新築工事

浜松 工務店 「屋根工事はじまる!」



上棟が過ぎ1週間が経過しました。

瓦が搬入されて、ハシゴが掛けられ、いよいよ屋根工事が始まります。

例によってルーフィングという水を防ぐ下地は、上棟の翌日には張ってあります。

そこに流れ方向にベニヤ下地を水抜きのために張り、その上に瓦桟を横方向に打っていきます。




今回W様邸で使う瓦は、一般の平瓦と違い西洋風の波の大きな洋瓦です。

軒先には通常の面戸に加えて、もう一枚の面戸が必要になります。

いずれにせよ、このようにさまざまな下地工程があって、はじめて瓦を置いていく作業にかかれるのです。

  

2009年03月30日 Posted by aslohas at 08:23Comments(0)TrackBack(0)W様邸 御新築工事

浜松 工務店 「石の大きさだけで…。」



さて、昨日アップした外壁の塗壁仕上げは、とてもおもしろい仕上げです。

ジョイントも目違いもきれいに収まるととてもきれいな仕上げです。

問題はボードのジョイントがどう持つかだけです。





これに関しては去年の経験がありますので、少々自信ありです。

さて、そこで表面をどのように仕上げるかです。

通常はコテで塗って、その塗り後が少し残るように塗壁として見せることですが、どこも一緒じゃあ面白くない。




ということで今回採用した仕上げ方法は、ジョリパッドというゴムのような取材に圭砂という砂を混ぜて、コテで仕上げてからその上をスタイロフォームの板でならして中の砂を引っ張って、表面を荒らしながらコテムラをなくし、より一つの面として見せる方法です。

圭砂には6号から2号くらいまで粒子の細かさがあり、今回は荒い方の3号でスタート。



前回4号を使っていて、もう少し粒子が粗く出したいと思ったからです。

ところがぎっちょん、この3号、4号と比較するととてつもなくでかいのです。


まずは1面だけ見本塗。






こりゃあ塗りっ放しでも十分荒いや、でも期待した陰影をもった平らな面は当然できません。

むむむ、と悩んだあげく、「はい、中止」

「明日、圭砂の4号持ってきてやり直し」ということにしました。

中に入る砂の粒子の、ほんのちょっとした大きさの違いだけでこんなに表現が違っちゃうなんて・・・、左官材料っていうのは、本当にやっかいで、本当に面白いものです。  

2009年03月27日 Posted by aslohas at 18:34Comments(0)TrackBack(0)I様邸 御新築工事

浜松 工務店 「チャレンジ、チャレンジ!!」



さあ、I様邸でのチャレンジが始まりました。

サイデイングの下地による大壁の塗り壁仕上げです。

今までどうしてもジョイントの処理が100%とはいかず、ドライアウトしたり、肌別れしたりを繰り返している仕上げです。

今回はジョイント3本に1本を緩衝目地として活かし、その他の目地をエポキシで5cm幅くらいで完全に覆ってしまう形を取りました。



これは昨年、B様邸の玄関壁で採用した方法で、そこは1年以上たった今でも目地別れもドライアウトも出ていません。

これを家全面に拡大使用するにあたって、3m四方という面積で限定して固定することで、目地別れを防ごうというものです。




そしてその仕上げ方法も、コテムラをすべてこすって消してしまい、中の石を引きずるような荒々しい肌なのです。

さあ、チャレンジ!!

この結果は・・・・?  

2009年03月26日 Posted by aslohas at 16:27Comments(0)TrackBack(0)

浜松 工務店 「石、タイル工事」


(写真はI様邸の玄関のミカゲ石です。)

アズの家の特徴の一つに、一般的に使われるタイルがあまり使われない、ということがあります。

では玄関やポーチはどう仕上げるの?

というと、よく使うのは石です。

ミカゲ石や大理石、若草石や砂岩など、建築に使われる石はいろいろあります。

住宅ではあまりひんぱんに用いられないので、ものすごく高価なイメージがあるのですが、実はタイルと比較してもそんなに何倍もするものでもないのです。



(写真はI様邸のテラス工事。本物の素焼きテラコッタです。)

住宅の玄関だから普通のタイル、などと決め付けず、浴室は赤ミカゲ石、玄関ポーチは和風に黒ミカゲ石、キッチンの足元はモダンに大理石を貼って・・・・。

こんなふうに自然の石でその場を演出していくと、そのインテリアの可能性は限りなく広がります。

住宅の個性というのはこのような組み合わせの連続で成り立っていくものなのです。  

2009年03月25日 Posted by aslohas at 08:27Comments(0)TrackBack(0)I様邸 御新築工事

浜松 工務店 「ユニットバスではない旅館のようなお風呂」

I様邸では、各所で仕上げ工事が始まっていますが、ここでユニットバスではない在来工法で1から造る旅館のようなお風呂造りを紹介しましょう。

すべてI様邸での施工写真ですよ。



まず、在来工法で浴室を造る場合は、湿気や水蒸気が構造体内に決して影響を与えないような防水壁をまず造ります。

個の表面をどのように化粧しても、木造本体には何の影響も与えません。また最悪表面の仕上げの下に水が回ることがあっても、防水壁でシャットアウトします。



浴槽をセットしてから、追い炊きや排水溝の配管などをして、造成してゆきます。



これで、床、壁、天井の下地ができました。これから表面を化粧していきます。

こちらの床材は「ミカゲ石」と決まりました。和風のイメージですのでミカゲ石の選択は割と多い方です。

立上り60cmまでは、水掛かりですから腐るような材料は一切使いません。

しかしその上の高さであれば大丈夫。こちらの仕上げも桧の無垢材の板です。



よく「カビませんか?」と聞かれますが、そのたびにお答えしている答えが、「カビてしまう原因は表面材が木かプラシチックかではなく、水蒸気の排気がちゃんとできるように造っているかどうかですよ。」というもの。

紙面の関係で詳しくは書けませんが、ご興味がある方はぜひご質問ください。ゆっくりと答えます。いずれにしても、この在来工法で造った旅館のような桧風呂は、決してカビることなどありません。




そして、これが完成。
きれいでしょ。さらにこの浴室にはもっと魅力的な仕掛けが・・・。それは・・・。  

2009年03月24日 Posted by aslohas at 15:47Comments(0)TrackBack(0)I様邸 御新築工事

浜松 工務店 「もうご覧になりましたか?」



いえぼん2009が週末本屋さんに平積みにされていました。

皆さんはもうご覧になりましたか?

今回アズの作品は紹介物件中、NO17ということで、かなり後ろの方に編集されていました。

前の方が目立つのは当たり前だけど、こればっかりは編集者のよって決められることで、やむをえません。

しかし今回はその掲載順なんか吹っ飛んでしまうほどうれしいことが・・。


そう、今回いえぼんの表紙に使っている家こそ、去年いえぼんに掲載され、大好評だったT様のお宅なのです。

もちろん登場しているモデルさんも、T様御一家です。

その笑顔のさわやかなこと。

ぜひ、表紙にご注目!  

2009年03月23日 Posted by aslohas at 08:20Comments(0)TrackBack(0)

浜松 工務店 「3日がかりの上棟」



W様邸はとにかくでかいので、3日がかりの上棟になりました。

その3日間を時系列で紹介しましょう。

初日、なんとなく下り坂の天気の中、1階の柱立てからスタートしました。




ところが、雨は予想より早く、昼過ぎには降り出してきました。

大工さん達はカッパを着ながらの作業となってしまいましたが、作業は予定を上回って1階の軒まで完了してしまいました。

ということで、予定していなかった2日目のレッカーを急きょチャーターすることになりました。




2日目、きのう降り出した時間が早かったから、上がる時間も早いだろう、との期待もむなしく、昼過ぎまで降り残る雨の中、連日のカッパでの作業となってしまいました。

しかしながら、2階に床を確保して安全な作業環境で2階の軒までを完了しました。



3日目、上棟式に合わせたかのように、雲ひとつない快晴の日でした。

小屋組からはじまり、お餅投げまでにはすべての屋根が完了するだろうとタカをくくっていたら、結局西側の大屋根までしか終えられませんでした。

  

2009年03月19日 Posted by aslohas at 08:28Comments(0)TrackBack(0)W様邸 御新築工事

浜松 工務店 「いえぼん2009」




いえぼん2009が完成しました。

アズの5年前の作品がきれいな表紙になっています。

モデルのT様ご一家も非常にいい表情です。

これが明日か明後日には、本屋の店頭で平積みにされます。

今からとっても楽しみです。

ちなみに取材を受けたB様邸の作品はNO17で掲載されましたよ。

みなさ~ん、本屋に行ったらぜひ覗いてみてください。  

2009年03月18日 Posted by aslohas at 18:27Comments(0)TrackBack(0)

浜松 工務店 「上棟開始」



W様邸の上棟作業が開始しました。

上棟式は15日なのですが、今回は大きな物件ということで3日がかりで上棟作業を行うことになりました。

初日の今日は、午後からあいにくの雨となってしまいました。

それでも大工さん達は、カッパを着て作業してくれます。

そのおかげで作業は予定よりずいぶん進み、明日の予定にしていた2階の床板の捨て張りまで終わりそうです。

急きょ、明日もレッカーをチャーターすることになりました。

お餅を投げる頃には、屋根まできれいに上がっているのではないでしょうか。

  

2009年03月13日 Posted by aslohas at 16:00Comments(0)TrackBack(0)W様邸 御新築工事

浜松 工務店 「軒天工事」




MK様邸も屋根の裏側に当たる軒天は、杉の無垢板です。

下から見上げた時、この部分の木がアクセントになります。

黒の無機質なガルバリウムをバックにすると、自然の木の色が引き立ちます。

また、冷たくシャープなだけになりそうな外観にも、自然のぬくもりを演出することになり、ちょっとヒューマンな感じにしてくれます。



ただし、外部に使う木ですから、それなりの覚悟も必要です。

もちろん日に焼けるし、変色するし、腐る危険は常にあるのです。

その外部に使う木の中でも、軒天は水にさらされることが少なく、割と木としての弱点が出にくいところではあります。

そんなこともあって、アズの家では軒天に杉の板を使うことが多いのです。  

2009年03月12日 Posted by aslohas at 15:22Comments(0)TrackBack(0)MK様邸 御新築工事

浜松 工務店 「さあ、上棟準備!」



基礎工事からすでに2週間以上たったW様邸で、ついに土台を据える作業に入りました。

とはいっても上棟日は3月15日。

ずいぶんと早いようですが、W様邸は2世帯住宅でとにかく大きいのです。

上棟日は3/15とはいっても実際には13日からレッカーを使って建て方作業を行っていきます。

上棟日にあまり無理なく、安全に上棟するためにも、今回は少し余裕を持って計画しています。

そして心配なのは、何と言っても3月15日の天気。今の予報通りいきますように!!

なんと当日は、お餅を7俵も投げられるそうですよ。  

2009年03月11日 Posted by aslohas at 13:52Comments(0)TrackBack(0)W様邸 御新築工事

浜松 工務店 「浄化槽工事」



I様邸で浄化槽(というより、今は雑排水も一緒に処理する合併処理槽ですが・・・)の工事が始まりました。

まだ、外部の足場もあるというのに、なぜ今無理してやるのでしょう?

そう、これにはこの時期特有のある事情があるのです。

現在、下水が通っていない地域ではこのように合併処理槽を敷設することになるのですが、当然のことながら費用が発生します。

市ではこの費用負担に対して助成金を出してくれるのです。

このお役所がらみがこの時期のつらいところ。

つまり今年の3月20日までに処理槽の完了届を出せば本年度、それ以降なら来年度の申し込みになります。

そしてこの時期、まだ来年度の予算は確定していません。

つまり今年あった助成金の制度が、来年度も確実に実施される保障は今のところないのです。

ということで、合併処理槽の完了届の要件を20日までに満たすべく、ちょっと無理して、先行して行っているのです。  

2009年03月10日 Posted by aslohas at 16:46Comments(0)TrackBack(0)I様邸 御新築工事

浜松 工務店 「外壁工事」



先週お知らせしたMK様の外壁の下地ができました。

ガルバリウム鋼板の防火下地としてプラスターボードを張ると同時に、サッシ周りに防水テープを張り、各面ごとに通湿紙を張っていきます。

これが2週間にわたって現場を悩ませた雨のせいで、順次都合よくはいかなかったのです。

つまり外壁にプラスターボードを張って置いての状態で雨に降られれば、プラスターボードは水を吸ってダメになってしまいます。

そこで天気の状態を見極めながら、ボードを張った後を追うようにして、防水テープ、通湿紙張りをしなければならないのです。

しかしここまでくれば、もう雨の心配はありません。

仕上げのガルバリウム鋼板を張る前の状態ですが、実はこの状態で雨は100%シャットアウトできなければなりません。

だからこの状態でも内部に雨が入る心配はないのです。

  

2009年03月09日 Posted by aslohas at 14:15Comments(0)TrackBack(0)

浜松 工務店 「浴室工事」



I様邸ではいよいよ浴室の工事が始まりました。

アズの家はユニットバスではなく、在来の工法で浴室を自由に造る方が大半です。

「え~、今時ユニットバスじゃないの?」と驚かれる方も多いでしょう。

でも、冷静に考えていただきたいのです。

積極的にプラスチックの壁に囲まれた浴室が好き、という理由でユニットバスを採用されている方がどれほどいるのでしょうか?

ほとんどは業者側からの「お客さん、今時浴室はみんなユニットバスですよ。」という言葉に従い、きれいなショールームで色を決めてよし、というパターンではないでしょうか?

工事としては結構手間がかかるのが浴室。

これを高いお金を払っていただけて、現場では1日の作業で終わってしまう便利なユニットバス。

さて、ユニットバスにして本当の恩恵を受けているのは誰でしょう?

それは明らかに、ユニットバスメーカーと工務店だけですよ。

あなたは本当にご自分の意志で、積極的にユニットバスを採用していますか?  

2009年03月06日 Posted by aslohas at 13:54Comments(0)TrackBack(0)I様邸 御新築工事

浜松 工務店 「ガルバリウム鋼板の外壁」



最近よく見かけるようになった、ガルバリウム鋼板の外壁。

素人のお客様の口から直接聞くことも珍しくなくなったほど、一般用語になりつつあります。

流行のシンプルモダンの代表のように使われていますが、ガルバリウムだけでは外壁として使用できないことをご存知でしょうか?

外壁の性能として耐火性能を求められますが、実はガルバだけではこの認定が通りません。

ガルバリウム鋼板でモダンにシンプルに仕上げるためには、その下地として耐火認定の取れるプラスターボードを貼らなくてはなりません。

プラスターボードの厚さ分の水切りやサッシの収まりが必要になります。

ここでも重要な一手間があるのです。

  

2009年03月05日 Posted by aslohas at 13:43Comments(0)TrackBack(0)MK様邸 御新築工事

浜松 工務店 「屋根断熱」



アズの工法は床下や屋根裏の空間までを有効に使う工法になっています。

つまりはそこを有効に使うために、床下や屋根裏を含めて家の内部とすることが重要になってきます。

具体的に言えば断熱する場所が従来と違うのです。

昔から行われてきた断熱は1階の床下、外壁、2階の天井上、というのが一般的でした。

しかしこれでは1階の床下と2階の天井上は断熱されず、結果として外部と同じということになってしまいます。

そこで1階は基礎部分で断熱し、床下の空間も室内と同じにし、2階の天井上も屋根面で断熱することで室内と同じ温熱環境にする必要があるのです。

また内側から貼り込むためにボード状の高性能な断熱材が必要になります。

採用しているのは旭化成の「ネオマフォーム」。

断熱等級はFクラスという一番断熱性能に優れている等級です。

写真は屋根面に張られたネオマフォームを2階部分から撮ったものです。  

2009年03月04日 Posted by aslohas at 13:29Comments(0)TrackBack(0)

浜松 工務店 「ショッパーの住宅特集SUMICA」



明日、中日ショッパーの住宅特集「SUMICA」が発行されます。

その中でアズの取材記事が掲載されます。

今回は信頼される業者になるために、当たり前のことを当たり前に行う大切さをお話ししました。

文字数の関係で言いたいことの半分も伝わらないとは思いますが、アズが大切にしている会津藩校の教え「ならぬことは、ならぬものです。」ということを実践している例を何点か挙げています。

地域によっては5日に入るところもあるそうです。

ぜひ、見開きの3ページ目にご注目を。  

2009年03月03日 Posted by aslohas at 13:35Comments(0)TrackBack(0)

浜松 工務店 「外壁の仕上げ」



いよいよ、I様邸も仕上げの準備に入ってきました。

下地になるサイデイングも、張りあがってから1月半の乾燥期間が過ぎました。

まずは、ボードの下地で大壁にするためのジョイント処理からです。

過去幾度となく挑戦してきた仕上げ工法ですが、これで完璧というものに出会ってはいない工法です。

今まではすべての目地を強引に固めてしまって、変形収縮に耐えさせようとしましたが、いずれもやはり大きな面になると無理がかかったようです。

その教訓から今回はボードの3~4枚に1箇所づつ、緩衝目地として柔らかいままの目地を残していくついもりです。

今日からその緩衝目地を除いて、固めてしまう目地の処理をしています。

具体的にはすべてのサイデイングボードをシーリング処理しています。

充分に乾燥収縮させた後に、寒冷紗テープを張り、それを骨材としてエポキシのパテで固めていきます。

ちょっと専門用語ばかりでわかりづらいですね。ごめんなさい。  

2009年03月02日 Posted by aslohas at 17:18Comments(0)TrackBack(0)I様邸 御新築工事